耐力壁(たいりょくへき)の種類とその施工内容について

耐力壁(たいりょくへき)とは、建物にかかる横からの力(地震や強風など)に耐えるための重要な壁で、屋根の重みを支えるだけでなく、地震の際に建物が倒壊しないよう“ねばり強く”踏ん張ってくれる構造要素です。前回記事等でも触れた耐力壁について、今回記事では、様々あるバリエーションを紹介、説明します。
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木造住宅で線で構成される軸組工法(在来工法)の耐力壁、同じく木造住宅で面で構成される枠組工法(ツーバイフォー工法)の耐力壁、また木造住宅の耐力壁には「筋交い」と「耐力面材」が2種類があります。
<筋交い>
筋交いとは柱と梁の接合部分を斜めに走らせ構造部分の補強をする部材。
<ツーバイフォー工法における耐力面材>
ツーバイフォー工法では板を張り合わせて作られます。構造用合板(構造耐力上主要な部分に用いる目的で作られる)や石膏ボード(石膏を主成分とした素材を板状にして、特殊な板紙で包んだ建築材料)を使用した耐力壁であり、これを耐力面材と呼ぶ
鉄筋コンクリート造(RC造)にはラーメン構造と壁式構造の2種類、鉄骨構造建築物(S造)にはラーメン構造とブレース工法(筋交い方式)があります。
<鉄筋コンクリート造(RC造)の壁式構造>
鉄筋コンクリート造の壁式構造は、梁や柱がなく、壁のみで形成される箱状の骨組み。
<鉄筋コンクリート造(RC造)のラーメン構造>
ラーメン構造は、頑丈に梁と柱が一体になっている構のなため、横揺れに強い。
<鉄筋構造(S造)のラーメン構造>
<鉄筋構造(S造)ブレース=鉄骨構造の筋交い方式>
既に建築済みの住宅で、リフォームや対耐震補強のために後付けできるのは、住宅素材や構造に拠りますが、筋交い、構造用合板(耐力壁)、耐力壁パネルユニット、鉄骨の筋交いユニットやフレームです。但し以下の留意点が要ります。
➀構造計算や建築士の確認。
➁既存の壁に入れられるかの確認。
➂構造的に意味のある適切な場所、配置。
④エアコンや通気口との兼ね合い。
➄適切な固定部材・接合部部品とその強度。
室内の家具等の補強は自分できるとしても、住宅に対してDIY(Do it self)で意味のある補強をできるかというとかなりハードルが高そうですね。そんな時は、自分の手に負える作業なのかも含めて専門業者に相談するべきでしょう。

埼玉県塗装職人協会では、外壁・屋根の塗装及びその相談・診断をメインに承っていますが、リフォームや耐震補強に関する相談も可能です。
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