木材(無垢材)と合板の違いと塗装のポイントとは?~埼玉県 外壁塗装

「外壁塗装を考えているけど、家に使われる素材として、同じ木なのに木材(無垢材)と合板って何が違うの?」と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、同じ木材でも素材の違いによって、塗装の方法や耐久性が大きく変わってきます。今回は、木材(無垢材)と合板の特徴の違いと、それぞれに適した塗装方法についてわかりやすく解説します。
1.木材(無垢材)と合板の基本的な違いとは?

まずは、同じ木材だけど異なる素材の木材(無垢材)と合板の違いを整理しましょう。
素材 | 特徴 | 使用される場所 |
木材(無垢材) | 天然の木そのもの。調湿性・断熱性に優れる。 | 軒天、化粧板、ベランダ手すりなど |
合板(ベニヤを重ねたもの) | ベニヤはかつらむきされた木を薄い板にスライスした単板。丸太を薄くかつらむきにして作られる。丸太を切り出して作る挽き板よりも、かつらむきにすることで広い面積の板に加工することが可能。
単板(ベニヤ)を重ねて接着剤で貼り合わせて作った板が合板(ごうはん)。横から見るとミルフィーユのような層になっている。 厚みはベニヤの重ねる枚数によって変えられるため、薄い板から分厚い板まで様々な厚みの材料を作ることが可能。9mm、12mmのベニヤ合板は建材としてよく使用される。 ベニヤ合板の製造方法は、ただベニヤを重ねるのではなく、木の繊維方向を交互に縦→横→縦と1枚ずつ直交するように重ね合わせ接着剤を使い圧着して製造される。安価で扱いやすいが耐水性はやや低い。 合板の種類には。用途が決められていない「普通合板」、建築に使用される「構造合板」、美観を目的に表面に化粧単板が貼られた「化粧合板」(内装、家具。フローリング等に使用)がある。 |
サイディング下地、軒天、破風板など |
木材(無垢材)
合板
<関連リンク>
家の付帯部~用語説明シリーズ - 【公式】埼玉県塗装職人協会
外壁・屋根塗装の用語集(全般)~用語説明シリーズ - 【公式】埼玉県塗装職人協会
➀木材(無垢材)の場合
- 呼吸する素材なので、通気性のある塗料(浸透型)を選ぶのがポイント。
- ウレタンやフッ素系よりも、自然系塗料(例えばシラデコールと呼ばれる塗料)が相性良い。
- 経年で割れ・ささくれが出やすいため、下地調整が非常に重要。
➁合板の場合
- 水分に弱い素材なので、防水性の高い塗膜型塗料が基本。
- クラック(ひび割れ)や剥がれが起きやすく、下地の密着処理(ケレン・シーラー)が必要不可欠。
- 一部、合板サイディングなどは張替え検討が必要なケースもある。
<化粧用合板>

埼玉県は夏は高温多湿、冬は乾燥という気候の差が激しい地域です。
この気候条件では、木材・合板共にに湿気による膨張・収縮が起こりやすく、劣化が早い傾向にあります。

そのため、通気設計と塗料の選定が非常に重要です。
また、施工時期も湿気の少ない春・秋を選ぶことで、塗膜の密着が良くなり長持ちします。



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埼玉県塗装職人協会 代表理事・中西祐介
慶応義塾大学大学院修了。宅建士。 金融機関勤務を経て、外資系通販会社の代表を10年以上務めた経験を持つ。 実家の屋根・外壁塗装を検討した際、業界のトラブルの多さに衝撃を受け、「お客様にとって間違いのない塗装」を提供するために、職人の友人とともに埼玉県塗装職人協会を設立。 適正価格・高品質な施工を徹底し、安心できる塗装をお届けします。
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