外壁塗装の4回塗り、本当に正しいのはどっち？ 〜下塗り追加 vs 上塗り追加〜

 

✔ 耐久性が高く、剥がれにくい

✔ 下地の密着性を最大化し、長持ちする

✔ 外壁の劣化が激しい場合にも適応可能

 

❌ 塗膜が厚くなりすぎて剥がれやすい

❌ 下地の密着性が不足し、塗料が浮く可能性

❌ 耐久性よりも見た目重視の仕上がりになる

① 下塗りは“接着剤”の役割を果たす

下塗りは、外壁と仕上げ塗料をしっかり密着させるための**「接着剤」**の役割を持ちます。 劣化した外壁は塗料を吸い込みやすいため、1回の下塗りでは十分な接着力が得られないことがあります。 そのため、2回下塗りを行うことで、しっかりとした下地を形成できるのです。

 

② 上塗りを増やすと剥がれやすくなる

上塗りを2回重ねると、塗膜が必要以上に厚くなり、乾燥不良やひび割れの原因になります。 特に、適正な乾燥時間を確保せずに重ね塗りをすると、内側に湿気が残って塗膜が膨れたり、剥がれたりする可能性が高くなります。

 

③ 適切な4回塗りの流れ（埼玉県塗装職人協会の施工基準）

工程	役割
下塗り1回目	外壁の吸い込みを防ぎ、密着性を高める
下塗り2回目	接着層を強化し、塗膜の安定性を向上
中塗り	仕上げ塗料の1層目で色を整える
上塗り	仕上げ塗料の最終層、光沢・防水性を確保

 

このプロセスを守ることで、塗装の耐久性を最大限に引き出すことができます。

一方、「上塗り2回」の4回塗りは、見た目だけを良くするためのやり方であり、長期的な耐久性には不向きです。

4回塗りの種類	耐久性	剥がれにくさ	メンテナンスコスト
下塗り2回＋中塗り＋上塗り（推奨）	高い ✅	剥がれにくい ✅	抑えられる ✅
下塗り＋中塗り＋上塗り2回（NG）	低い ❌	剥がれやすい ❌	高くなる ❌

 

埼玉県塗装職人協会では、**耐久性を最大化する正しい4回塗り（下塗り2回＋中塗り＋上塗り）**を採用し、お客様に長持ちする塗装を提供しています。適正な下塗りを施し、長持ちする塗装を選びましょう！