外壁塗装の3回塗りと4回塗りの違いとは?どちらを選ぶべき?

外壁塗装を検討する際に「3回塗りと4回塗りの違いって何?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
一般的な外壁塗装では3回塗りが標準的な施工方法ですが、場合によっては4回塗りが必要なケースもあります。
実際にはコスト面を気にしないのであれば間違いなく4回塗りの方が良いです。
本記事では、3回塗りと4回塗りの違いや、それぞれのメリット・デメリット、どちらを選ぶべきかを詳しく解説します。
外壁塗装は、主に以下の工程で行われます。
通常、上記の3つの工程で仕上げるのが「3回塗り」です。
メリット
- コストを抑えられる(標準的な施工方法)。
- 施工期間が短い。
- 適切な塗料を使用すれば耐久性も十分(10〜15年)。
デメリット
❌ 劣化が激しい壁では密着が悪く、剥がれやすい場合がある
❌ 吸い込みが多い外壁には仕上がりにムラが出る可能性
4回塗りは、3回塗りの工程に「追加の下塗り」を加えた施工方法です。
4回塗りの工程
メリット
- 耐久性が向上(15〜20年以上)
- 仕上がりのムラが減る
- 吸い込みが激しい外壁でも均一な仕上がりに
- 高級塗料(フッ素塗料など)の効果を最大限に発揮
デメリット
❌ 施工コストが高くなる(3回塗りより約10〜20%増し)
❌ 施工期間が長くなる(+1日程度)
3回塗りがおすすめのケース
✅ 築10〜15年以内で外壁の劣化が少ない
✅ 予算を抑えたい
✅ 標準的な耐久性(10〜15年)で問題ない
4回塗りがおすすめのケース
✅ 築15年以上で外壁の劣化が進んでいる
✅ ひび割れやチョーキング(白い粉が出る現象)がある
✅モルタル・リシン・スタッコ仕上げなど、塗料の吸い込みが激しい外壁
✅ 高級塗料(フッ素・無機塗料)を使い、最大限の耐久性を求める
✅ より長期間(15〜20年)メンテナンス不要な状態を目指したい
|
3回塗り |
4回塗り |
コスト |
安い(標準) |
高い(+10〜20%) |
耐久性 |
10〜15年 |
15〜20年 |
仕上がり |
普通 |
より均一で美しい |
施工期間 |
短い |
長い(+1日程度) |
おすすめのケース |
築10〜15年以内、劣化が少ない場合 |
築15年以上、外壁の劣化が激しい場合 |
基本的には 3回塗りで十分なケースが多い ですが、 高級塗料を使う場合や外壁が劣化している場合は4回塗りを検討すると良いです。外壁塗装は、家の寿命を延ばす大切な工事です。専門業者としっかり相談し、最適な施工方法を選びましょう!
ちなみに埼玉県塗装職人協会ではいかなる場合でも4回塗りを採用しております。通常はコストが10%~20%高くなってしまいますので選択しにくいかもしれませんが、埼玉県塗装職人協会では4回塗りで3回塗りと同等の相場価格でご提供可能です。
つまり屋根+外壁+コーキング+足場の価格を全て足しても30坪の家で90万円で塗装が出来てしまうのです。しかも塗料はシリコンです。塗料がフッ素や無機だと原価が高くなるので、もっと高くなりますけど。
一般社団法人埼玉県塗装職人協会 代表理事・中西祐介
慶応義塾大学大学院修了。宅建士。金融機関勤務を経て、外資系通販会社の代表を10年以上務めた経験を持つ。実家の屋根・外壁塗装を検討した際、業界のトラブルの多さに衝撃を受け、「お客様にとって間違いのない塗装」を提供するために、職人の友人とともに埼玉県塗装職人協会を設立。適正価格・高品質な施工を徹底し、安心できる塗装をお届けします。
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