壁の汚れがあるからといって外壁の塗り替えが必要なのか?

家の外壁に汚れがついていると、「そろそろ塗り替えの時期かな?」と考える方も多いのではないでしょうか?しかし、汚れの種類や状態によっては、必ずしも塗り替えが必要とは限りません。今回は、外壁の汚れと塗り替えの必要性について詳しく解説します。

✅ ホコリ・砂ぼこり
風や雨で運ばれてくるホコリや砂ぼこりは、基本的に水洗いや高圧洗浄で落とせます。
✅ カビ・苔・藻
湿気が多い場所ではカビや苔が発生しやすいですが、塩素系洗剤やブラシ、高圧洗浄を使うことでキレイにすることができます。
✅ 排気ガスや雨だれの黒ずみ
交通量の多い道路沿いや都市部では、排気ガスの影響で黒ずみが発生します。専用のクリーナーを使えば落とせる場合があります。
✅ チョーキング(手で触ると白い粉がつく)
塗膜が劣化して粉状になる「チョーキング現象」が軽度であれば、洗浄である程度改善できることもあります。

一方で、汚れだけでなく外壁の塗膜や建材が劣化している場合は、塗り替えが必要になる
ことがあります。以下のような症状がある場合は、早めに塗装を検討しましょう。
❌ 塗装が剥がれている
塗膜が剥がれていると、外壁が直接雨風にさらされ、建材の劣化が進みやすくなります。
❌ ひび割れがある(クラック)
小さなひび割れでも、そこから水が入り込み、内部の構造にダメージを与える可能性があります。
❌ チョーキングがひどい
塗膜の劣化が進み、白い粉が手につく状態がひどい場合は、防水性が失われている証拠です。
❌ カビや苔が根深くこびりついている
表面だけでなく、内部にまでカビや苔が侵食している場合、洗浄だけでは改善できません。
❌ 外壁材の劣化(反り・割れ・浮き)
外壁材が浮いていたり、反りや割れがある場合、塗装だけでは対応できず、補修や張り替えが必要なケースもあります。

「壁の汚れ=塗り替えが必要」とは限りません。まずは、以下のステップで状態を確認しましょう。

✅ 軽い汚れなら洗浄でOK!
✅ 劣化(剥がれ・ひび割れ・チョーキング)があれば塗り替えを検討!
✅ **迷ったら、診断のプロがいる埼玉県塗装職人協会に相談!
家の外壁の状態を適切にチェックし、必要に応じた対応をすることで、無駄な塗り替えを避けつつ、家を長持ちさせることができます。まずは、一度ご自宅の外壁を確認してみてはいかがでしょうか?
埼玉県塗装職人協会 代表理事・中西祐介
慶応義塾大学大学院修了。宅建士。 金融機関勤務を経て、外資系通販会社の代表を10年以上務めた経験を持つ。 実家の屋根・外壁塗装を検討した際、業界のトラブルの多さに衝撃を受け、「お客様にとって間違いのない塗装」を提供するために、職人の友人とともに埼玉県塗装職人協会を設立。 適正価格・高品質な施工を徹底し、安心できる塗装をお届けします。ここに文章を書く
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外壁の汚れの中には、洗浄や簡単なメンテナンス
で落とせるものもあります。以下のような汚れなら、
塗り替えをせずに済む可能性があります。