塗料の選び方

無機溶剤と有機溶剤の違いとは?|埼玉県の外壁塗装

目安時間 6分
1.外壁塗装における塗料の重要性

さいたま市で外壁塗装を考えている方にとって、塗料選びは非常に重要です。

塗料にはさまざまな種類があり、耐久性や美観を維持するためには、

適切な塗料を選ぶ必要があります。

特に、塗料の主成分となる溶剤には「無機溶剤」と「有機溶剤」があり、

それぞれに特徴があります。

本記事では、それらの違いについて詳しく解説します。

2.無機溶剤とは?

無機溶剤とは、炭素を含まない化学成分を主成分とする溶剤のことを指します。

一般的には水が無機溶剤に該当します。

無機溶剤系塗料の特徴
  • 環境に優しい:水を溶剤として使用するため、揮発性有機化合物(VOC)の排出が少なく、環境負荷が低い。
  • 臭いが少ない:有機溶剤系塗料に比べて刺激臭が少なく、施工時の負担が軽減される。
  • 耐久性が高い:シリコン塗料やフッ素塗料など、耐候性に優れた製品が多い。
  • 乾燥が遅い:水を溶剤としているため、気温や湿度に影響を受けやすく、乾燥に時間がかかる。

 

【無機溶剤塗料の代表例】

  • 水性シリコン塗料
  • 水性フッ素塗料
  • 水性ウレタン塗料

3.有機溶剤とは?

有機溶剤とは、炭素を含む有機化合物を主成分とする溶剤で、

一般的に油性塗料に使用されます。

有機溶剤系塗料の特徴

有機溶剤系塗料の特徴

  • 乾燥が早い:揮発性が高いため、無機溶剤塗料に比べて乾燥が早い。
  • 密着性が良い:下地との密着性が高く、剥がれにくい。
  • 耐久性が高い:耐水性や耐摩耗性に優れており、過酷な環境にも強い。
  • 臭いが強い:有機溶剤特有の強い刺激臭があり、施工時の換気が必要。
  • 環境負荷が高い:VOCの排出が多く、環境への影響が懸念される。

 

【有機溶剤塗料の代表例

  • 油性シリコン塗料
  • 油性フッ素塗料
  • 油性ウレタン塗料

4.無機溶剤と有機溶剤どちらを選ぶべき?

さいたま市で外壁塗装を検討する際、無機溶剤と有機溶剤のどちらを選ぶべきかは、

以下のポイントを考慮して決めると良いでしょう。

無機溶剤塗料が適しているケース
  • 環境に配慮したい(VOC排出を抑えたい)
  • 施工時の臭いを軽減したい
  • 屋内や人通りの多い場所の塗装を行う
有機溶剤塗料が適しているケース
  • 耐久性を最優先したい
  • 乾燥時間を短縮したい
  • 既存の塗膜としっかり密着させたい

5.まとめ

無機溶剤と有機溶剤にはそれぞれメリット・デメリットがあり、

用途や環境によって最適な塗料を選ぶことが重要です。

さいたま市で外壁塗装を検討されている方は、塗料の種類を

理解した上で、最適なものを選択しましょう。

 

埼玉県塗装職人協会では、適正価格・高品質な施工をお約束します。無料診断も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

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本記事原稿著者

埼玉県塗装職人協会 代表理事・中西祐介

慶応義塾大学大学院修了。宅建士。 金融機関勤務を経て、外資系通販会社の代表を10年以上務めた経験を持つ。 実家の屋根・外壁塗装を検討した際、業界のトラブルの多さに衝撃を受け、「お客様にとって間違いのない塗装」を提供するために、職人の友人とともに埼玉県塗装職人協会を設立。 適正価格・高品質な施工を徹底し、安心できる塗装をお届けします。

一般社団法人埼玉県塗装職人協会ホームページ 屋根・外壁の相談と無料診断はこちら

 

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